チェンダオから真北に約45キロ上がったところにあるアルノータイ。
ほぼほぼミャンマーとの国境です。
この中国村に美味しい雲南餃子があるそうで、食べに行きました。
チェンダオからの道は悪くはないものの、グーグルマップで表示される49分よりも実際は長くかかりました。昼間は太陽が出て結構暑いので疲れてきます。水分補給はお忘れなく。
中国村なるところに初めて行ったということもあり、アルノータイの独特の雰囲気はとてもタイとは思えない不思議な感じでした(中国村だから当たり前かな)。
この村で雲南餃子を食べ一泊し、翌日は別の中国村へ向けて出発という行程。
先ずこの記事ではアルノータイでの諸々をかいつまんでご紹介します。
PIROM 雲南麺レストラン
アルノータイに着いたら真っ先に寄ったのが、餃子が美味しいと噂の雲南麵レストラン。
小奇麗なお店です。店員さんの愛想も良かった。
メニュー。値段は忘れましたがどれも50バーツしたかしないか位だったような・・・
左側の列上から
- 餃子
- バミーナーム(汁あり麺)
- バミーヘン(汁別添え麺)
- キヤオナーム(ワンタンスープ)
- キヤオヘン(ワンタン・汁別添え)
右側の列上から
- バミーキヤオナーム(汁ありワンタン麺)
- バミーキヤオヘン(汁別添えワンタン麺)
- カオソイガイ(鶏肉のタイ風カレー麺)
- キヤオティアオムー(豚肉とワンタンの麺???เกี๋ยวเตี๋ยวってなんだろう知ってる方教えてください)
地元の人っぽいお客さんもいました。
人の出入りがあって人気そうな感じがします。
↑バミーキヤオナーム(汁ありワンタン麺)。ピリ辛高菜添え。
麺は全然辛くなくて、素朴で優しいお味です。
高菜のピリ辛が丁度良い感じ。おいしい。
↑餃子。
日本と包み方がぜんぜん違いますね。ぺしゃんこですが、パリパリで美味しい。
アルノータイ以降、他の中国村でも餃子を食べましたが、ここの餃子が見た目の点では一番変わってました。味そのものは日本のイメージと大差ないです。
この日は行く前に電話で確認したところ「夕方5時まで開いてる」と言われました。ただ毎日5時までやってるか謎なので、前もって電話して開いてるか確認した方が確実かもしれません。
PIROM 雲南麺レストラン
TEL:0808497963、053045570
ご飯を食べ終えてこのお店を出たあとで、小道を挟んですぐのところにも同じようなお店があることに気づきました。ここ↓
しかもこちらの方が口コミ数が多いじゃないか。
調べてみると、こちらの後で見つけたお店のほうが1976年から続く老舗だそうです。でもぱっと見のお客さんの数はPIROM 雲南麺レストランの方が明らかに多い。
味はどっちも同じという口コミもお見掛けしたので、気の向いた方に入るといいかもです。
ついでにミャンマーとの国境見学
ご飯を食べたあと、国境が近いじゃないかということで国境見学へ。
さっきのご飯屋さんから10分程バイクでぶんぶんと進みます。
国境へ続く道は人も少なく、ぼこぼこ穴の開いた悪い道になってました。
ボーダー到着。我々が着くとすぐに迷彩柄の人が来て、「どこに行きたいのか」と尋ねられました。
もちろん国境を越えたい訳じゃないのでその辺をふらふら見学。
森の中から3人組が出てきて、何やら交渉しています。
結局この人たちは国境を越えることはなく、立ち去りました。
アルノータイでホテル探し
どこも宿を予約していなかったので、とりあえず今日の寝床探し。
ご飯屋さんの近くで聞いてみた宿は800バーツと言われたので却下。町の中心部に戻りつつうろうろしていると、良いところが見つかりました。
1階にセブンイレブンがあるのでなにかと便利そうな立地であり、なにより出来立てほやほやのお宿。
まだ誰も泊まってないようで、急いで部屋の備品をチェックしてくれました。
この廊下↑の奥にある洗濯機を借りて洗濯させてもらいました。
西日がよく当たって数時間でかなり乾きます。
可愛らしいこのお部屋は、最初は一泊600バーツと言われましたが50バーツまけてくれました。一泊550バーツ。
エアコン・冷蔵庫・テレビ・ホットシャワー・ポット付き。
水回りも新品なので綺麗です。
シャワーの温度も湯量ともに問題無し。
2階通路からアルノータイの町を眺める。
高い建物が全然無いですね。
昼間は交通量も少な目。
(夜になると地元の子供たちがバイクをぶいぶい走らせて、やや暴走していました)
アルノータイの諸々
手動ガソリンスタンド
町角にあったローカルガソリンスタンド。
雑貨屋さん兼ガソリン屋さん。
都会ではこんなガソリンスタンドはあまりお目にかかりませんが、山の方へ行くとこのスタイルはちょいちょいお見掛けします。
アルノータイの夜
ホテルから西にちょっと歩くとご飯屋さんは数件あり。グーグルマップに載ってないだけで普通に町の食堂があったので一安心。
ただ、夜は道がすごく暗くなるし歩道であっても穴があったりするのでスマホライトなりの手元照明があった方が安全な気がしました。
お店の外観を撮り忘れましたが、ローカルなタイ料理のお店で夕飯。
↑この右側の汁ものはトムセープです!
なんか見た目からしてノーマルなトムセープと違いますよね。
おーなんだこりゃと思って食べてみると、確かにトムセープ系の味。ちょっと違いはあるけどそれはそれで美味しかったです。
夜8時で閉まるらしかったのですが、ご飯食べて話をしてたら8時過ぎてしまってました。
でも片づけるそぶりも無く、優しいお店の人でしたありがとう。
謎遊園地ゾーン
ホテルに戻ったあと、遠くからずんどこウーハーの音が聞こえてくるので一体何なんだろうと音のする方へ行ってみることに。
音の近くへ行けば行くほど子供の数が増えて、やけに賑やかしい。
危ない場所だったらコワイなーと思ったら
まさかの遊園地(?)でした。現場はそれはそれはすごい爆音で耳が潰れそうなのです。
娯楽の無い田舎なので子供たちはこういうとこに集うんですかね。
なかなか趣深いものを見ることができました。
朝ごはんと朝市
ホテルは朝食がついてないので外に食べにゆきます。
寒くてお粥を食べたかったので、丁度良い場所にあったこの緑の看板のお店へ。
ジョーク・カオトムのお粥系以外は麺・ソムタム・スキーもあるそうです。
ジョークを注文したところ、ジョークは無くてカオトムならあることこの。8時でもうジョークは売り切れ??
湯気ですごいことになってますが、美味しいカオトムでした。35バーツ。
ホテルからこのご飯屋さんまでの道がちょうど朝市になっていて、人もバイクもお店もいっぱい。私が行ったのはもう8時頃でしたが、朝6時台からすでに開店して賑わっていたそうです。
野菜や揚げ物・生肉などいろいろ。
町の人のファッションも冬ですね。
さてこのあとは山を越えて別の中国村へ移動します。
次の記事 アルノータイから熱水塘村へ

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